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〜 チャートタイプで相場を推理〜
「チャートタイプ・その8」

練行足・後編

 前回に引き続き、練行足の解説をしていきたいと思います。

 練行足の基本的な使い方は、先にご紹介した新値足やカギ足と同じく、陽線に転換したら買い、陰線に転換したら売り、といトレンドフォロー型の手法です。非時系列チャートという性格上、「Trade−Pro」上では他のテクニカル指標やキャンドルパターンを同時に表示することはできません。

 そのかわり、練行足については他のテクニカル指標などと併用できるようにするため、「Renko Adaptive Indicator(以下RAI)」という指標を使うことによって、時系列チャートで練行足を見ることができます。これについてはあらためて「テクニカル指標編」でご紹介する予定ですので、詳細はそちらをご覧いただくとして、要は時系列チャートで練行足を表示するという指標です。RAIでは、練行足の転換する価格が、上は赤、下は青(いずれもデフォルトの場合)で表示され、バンド系指標のような帯が価格チャートと同時に描画されます。もちろん、転換に要する幅を自由に設定することもできますし、同時に「Trade−Pro」上の指標を表示することもできますので、他の指標と組み合わせて練行足を見たい、という方はお試しください。

 RAIを見ていると、練行足が、トレンドが継続している局面ではほとんど価格の動きに遅行することなく動く一方、価格の天井や底をつける時にはやや遅れて転換する、という特性がよく分かります。トレンド追随型の手法であるため、トレンド転換がはっきりするまでシグナルが出ない、という点が練行足の長所でもあり、短所にもなりうる点なのです。同じことは新値足、カギ足にも言えます。この遅れを改善するためには、転換枠の値幅(または変化率)を小幅にすればよいですが、その分ダマシは多くなります。逆に、遅れてもいいからダマシをより排除しようと思えば、転換枠の値幅(または変化率)を大きくするか、ポジションを作るタイミングを、陰陽が転換してから2本目の足が出てからにするなどして遅らせる、などの方法があります。こうしたアレンジを加えるかどうかは、銘柄や投資期間と相談しながら行うと良いでしょう。



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